三宅島の医療・診療所

スタッフの声

常勤医 鈴木亮士(すずりょうじ)

 三宅島の皆さま、こんにちは。今年度、中央診療所にて勤務することになりました、鈴木亮士(すずきりょうじ)と申します。
短期間の代診などで幾度と訪れたことのある三宅島ではありましたが、いずれも全島避難を経て皆さまが帰島された後のことであり、来る度に緑が増えていることを実感し、着実に変化していることを感じた覚えがあります。この度、自分自身も住民となり、三宅島の四季・自然に包まれ生活できることを楽しみにしておりました。

 

 さて、私自身は自治医科大学を卒業後、都立広尾病院を中心に3年間勤務した後に、一昨年度は小笠原村診療所で、そして昨年度は再び広尾病院の消化器内科にて勤務しておりました。広尾病院は都立病院の中でも島嶼基幹病院としての位置づけであり、三宅島を含む島嶼の皆様と関わる機会が多く、広尾病院の内視鏡室や病棟・外来でお会いしたことのある島民の方もいらっしゃる事かと思います。今までの経験を生かし、他のスタッフの方と協力し、診療所でできることをしっかり行いつつ、また内地医療機関と連携をとり、皆様の健康に寄与できればと考えております。

 

 話はそれ、また個人的な話ではありますが、趣味が自転車やランニング、登山といった体を動かすことであり、三宅島の周回道路を回ることも楽しみにしています。代診の時には自転車では回ったものの、果たせなかった自分の足での一周にどこかで機会をみて挑戦しようと思います。赴任当初は不慣れな事もあるかと思いますが、診療所で、島内で、宜しくお願い申し上げます。

白川優子さん 平成25年度 短期派遣看護師

 三宅島の診療所には2回ほど派遣でお世話になりました。離島での医療どころか離島で生活する事自体が始めてだったのですが、やはり本島での生活と比べるととても別世界で、本当に良い経験になりました。島民2800人の命を預かっている三宅島唯一の診療所は、日常の外来業務に加え、各専門診療や、その他予防接種など、また全ての緊急に対応していますので、小さな診療所とはいえ、医療者としてはひとつの場所にいながらたくさんの事が学べる環境です。

 

 島の雰囲気はとてもノンビリしていて人と人との暖かい繋がりが感じられます。例えば外来診療をしていて、小さなお子さんを近所のおばあちゃんが連れてきていたり、入院した患者さんが1人暮らしの方であっても、近所の方々が身の回りの世話に来るという光景はこの島では全然珍しくありません。私が普段住んでいる場所では信じられない事ですが、三宅島の人々を見て、これが本来の人間の姿であるべきなんだろうなぁ、と思わされました。

 

 住まいの方ですが、海が見える広くて綺麗なアパートを用意して頂き、何不自由なく過ごせました。バス・トイレ別、お風呂は広くて追い焚き機能があります。テレビや暖房器具を含めた全ての家具が揃っていて、広さもひと家族が住めるくらいでしたので、本当に贅沢に過ごせました。

 朝は三宅島の自然に囲まれながらウォーキング兼出勤、海が見えるスポットでは缶コーヒータイム、こんな贅沢な出勤は都会では考えられません。日勤が終われば急いでアパートの近くの海岸まで行ってサンセットタイムを楽しみました。波の音を聞きながら岩に腰掛けて見る夕日に毎日心が洗われていました。

 休日は車を借りて島観光を満喫しました。三宅島は一周どこを廻ってもとにかく綺麗で感動の連続です。ここが東京都だなんてとても信じられません。海ではイルカが見え海亀が見え、仕事をしに来ているのか、観光に来ているのか…といった感じでした。

 スーパーが近くに3件もあり、お惣菜も買えます。全く不自由はしませんでした。ラーメン屋や、焼肉屋、定食屋、居酒屋も近くにあります。コンビニこそありませんが、こういう自然に囲まれた環境ではコンビニを欲する気持ちも湧かず、コンビニが懐かしくなる事なんてありませんでした。

 

 2回派遣させて頂いた中で、こういう僻地では特に医療者が必要とされている現実を本当に良く理解する事ができました。地元のナースさん達は少ない人数で本当に良くやっていると、頭が下がります。また機会があったらこの三宅島の診療所に再び来させて頂きたいと思います。

三宅村中央診療所 〒100-1101 東京都三宅島三宅村神着937番地   電話04994-2-0016
三宅島歯科診療所 〒100-1101 東京都三宅島三宅村神着1168番地3  電話04994-2-0070

 
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